鱒の家 女将の日記
2010.06.24 五月富士
久しぶりに少し陽射しが出て、梅雨の晴れ間です。晴れても空は雲に覆われていますが、雲の間から富士山がぼんやりと見えます。この時期の富士山を五月富士と呼ぶそうで梅雨時の季語だそうです。
「目にかかる時やことさら五月富士」という松尾芭蕉の句碑が私の実家(富士市)のすぐそばの源太坂にあります。本当にこの時期にはめったに富士山にはお目にかかれないのですから、見えた時にはことさらうれしい気分で眺めることができます。
2010.06.20 なつつばき
何年か前に鎌倉の明月院へあじさいを見に行った時にこの花が咲いていて、一目で大好きになりました。その木には沙羅双樹という名前がついていて、平家物語に出てくる木の名前でびっくりいたしました。
何年かあの木が欲しいなと思っていたのですが、なんと当店の裏庭にあったのです。透けるような真っ白な花びらで何とも可憐な美しさ。この白い花朝開いて夕方には散ってしまいます。その散り方は花びらを散らさず花ごと地面にぽとんと落ちるいさぎよい散り方をします。それで平家物語では世の無常を象徴する花として登場したそうです。
本当の名前はなつつばきというようです。鬱陶しい梅雨空のしたで、ひときは爽やかな印象です。
2010.06.12 クレソンの花
4月頃からいっせいに新芽を伸ばしてグングン育ったクレソンの花が咲きました。真っ白でどこかはかない清楚な花です。わさびの花と似ていますね。育つ環境が同じだからもしかして、親戚では?それはよく判らないのですが、そろそろ梅雨入りのようなどんよりとしたお天気の中でひときわ爽やかな風情です。
2010.06.02 6月の風
いよいよ6月ですね。今日は吹く風も乾燥して、暑くもなく、寒くもない本当に清清しい空気です。例年ですと後一週間ほどで梅雨入りになりますから、それ迄のつかの間のお天気でしょうか。
当店に入る道の向かい側に静岡県野鳥の森があります。このように天気の良い日には、いろいろな鳥達の鳴き声が聞こえ散歩しているとなかなか賑やかです。何処にいるのかと探してみるのですが、その姿は私には見つけられません。鳴き声で鳥の種類などが判ればもう少し楽しめるのかもしれませんが、気持ちの良い6月の風にふかれてのお散歩は心癒されるような時間です。
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